ヴァリアントレギオンで利用しているSlackBOTについて
こんにちは。エンジニアの山内です。
Aimingでは社内のチャットツールとして Slack を使用しており、ヴァリアントレギオン (以下ヴァリレギ) のチャンネルでも、いくつかのBOTが動作しています。
KPT入力を催促するBOT
ヴァリレギのチームでは、Trello に Keep, Problem, Try を思いついた時に入力しておき、スプリントのタイミングで入力された内容を見返してKPTを進行しています。
ついつい忘れがちなため、毎日特定の時間になると Trello へ KPT の入力を要求するBOTがいます。KPTをやかる(※)BOT と呼ばれています。
※やかる:方言。(強引な理由の)文句を言う。訳すなら「KPT入力(されてない事に)文句を言うBOT」。
レビューを催促するBOT
ヴァリレギのチームでは、レビュータイムを設けてレビューが溜まってしまう状況を低減しています。レビュータイムをBOTが通知します。
Pivotal確認を催促するBOT
ヴァリレギのチームでは、PivotalTrackerでストーリーの管理をしています。実装ができて Accept を行うのはプランナーチームになるため、完了しているストーリーが無いか確認を催促するBOTがいます。
最近はTODOも通知するようになりました。
担当決めBOT
急ぎで見てほしいレビュー、調査依頼など、誰かに依頼したいけど誰に投げるか決めにくい。かといって、@誰か ではなかなか拾われない。ということで、担当をランダムに抽選するBOTがいます。
これは あなたのチームの「いい人」は機能していますか? というスライドで紹介されていた手法です。
エリス 担当 <人数>
と入力すると担当者をピックアップしてくれます(エリスはヴァリレギ内でプレイヤーに色々教えてくれるキャラクターです)
なぜか作成者が抽選されにくい現象が発生しましたが、コードに不正はありませんでした。
コマンドが日本語で打ちにくいと言う意見があり、エリスの多言語化が要求されています。
これらのBOTのおかげでチーム内のコミュニケーションが円滑になっています。
-
前の記事
静的コード生成を用いたシリアライゼーション高速化 2016.06.08
-
次の記事
dots. ゲーム部のローンチイベントで登壇してきました 2016.06.29