敷居を下げる雑な工夫
Hello! エンジニアのラスタムです。
今回は社内コミュニケーションやチームワークを補う様々な工夫を、基盤チームの共同執筆で紹介させていただきます。キーワードは「雑」です。
〇〇という強い気持ち・〇〇という雑な気持ち
ホワイトボードの一角に「〇〇という強い気持ち」「〇〇という雑な気持ち」を書いて貼ることができるスペースがあります。
書く内容に制限はなくいつでも自由に書くことができます。
「『やせる!』という強い気持ち」のような個人的な雑談レベルのものや「『まず動かす』という強い気持ち」のような業務に寄ったものなど内容は様々です。
このスペースには次のようなメリットを感じています。
- 宣言することで自分を追い込むことが出来る
- 雑談のネタになる
- 周りの人のことを知る、周りの人に知ってもらう機会になる
雑談レベルのものが多いのですが、そのハードルの低さのおかげで普段から書く習慣に繋がっています。
そしてその習慣があるため、たまに真面目な強い気持ちが生まれたときも気軽に書くことができます。
社内勉強会用のネタストック
チームの勉強会で発表や LT などを毎週何かしらやっているのですが、そのペースでやっていると常にネタ切れ気味になっていきます。
その対策として、ネタになりそうな話や興味があるけど調べてない技術などをストックしておくスペースがあります。(ふりかえりのタイミングでよく発生するので、ふりかえりの TRY の近く)
ネタがないときにそこから好きなネタを拾ったり、あるいは個人的な学習のきっかけにしたりと、勉強会を続けるための一つの工夫となっています。
GitHub 上の zatsu レポジトリー
何かをやる上でとりあえずやらないことにはやる気が出ないので
ハードルを下げるために zatsu repository が存在しています。
この記事自体もハードルを下げるためのそれです。
色々登録されてますね。
おやつリクエストの結果、チョコ棒とここでは紹介しきれませんでしたがポテトフライ(大好き)が供給されて食いすぎて太ったので、とりあえずは今は zatsu に痩せたいと願ってます。
社内ブログ・Wiki
日々の業務で得た知見やノウハウを同僚と共有したいことがたまにあります。
しかしその中には、内容によって社外にまで公開し難いものもあります。
社内 Redmine は前から置いていますが、
- 主にフォーマルな用途で使われていて、思いつきで書くのを遠慮してしまう
- Textile 表記で書くという点で使い勝手があまり良くない
そこで Rendezvous という OSS ブログ兼 Wiki を社内サーバにて立ち上げました。大好きな Markdown で書けてうれしい!
真面目な記事は多いですが、カジュアルなコンテンツも気軽に載せています。
そして個人日報の倉庫として使っている人もいます。
全社で使える CI サーバー(レビュー作業の自動化)
普段から GitHub でコードレビューをしていると、入力ミス・イディオムの統一などの機械的なレビューが面倒になっていきます。
文字通りですが、「機械的にできることは機械に任せよう」ということで、社内で開発した CI(継続的インテグレーション)サーバーを用いて、機械的なレビュー作業の自動化を行っています。
この取り組みによって、「本当に注力すべき箇所にレビューコストを割く」というプロダクトの品質向上の一助となっております。どうせ怒られるなら、人間からより機械だったらカドも立たなくてよいですよね ^^
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